Everyday is like Sunday

毎日がまるで日曜日

退職します。

 自分が退職エントリを書くとは思わなかった。いや、はてなで退職エントリを見かけるたびになんかいいなと憧れのような気持ちを抱いていたことを打ち明けよう。しかし、わたしは退職エントリを書くほどのキャリアではなかったりする。でもまあ退職することは事実だし、恥をかいたところでわたしの人生大したことはないのだからまあいいやこの際ということで書く。

 わたしが退職する会社ははてなで見かけるようなかっこいいテクノロジー企業なんかではない。地方ではちょっとした規模の中小企業ではある。そこでわたしは清掃の仕事をしている。いちおう正社員だが退職金はない。昇給もなく(制度としてはあるそうだが)ボーナスもお年玉程度で年収は200万円台半ば。地方暮らしでは必要な足となる自動車も軽自動車の新車すらまともに買えないような給料をいただいてブラックな環境で働いている。どうブラックかというと、10連勤以上はあたりまえ、日勤のあとに深夜の仕事もあり、ひどいときは8連勤の6日目に朝から働いて夜20時に一度帰宅して2時間後に再度出勤して深夜働き2時間ほどの睡眠で翌朝普通に出勤してその翌日も普通に出勤してまたその夜も仕事があってようやく休みというインターバル制度など無視の労働をさせられる。この時はほんとうにしんどかった。こんな働き方は何年も続けられないと、朦朧とする頭のなかほんとうに嫌気がさした。あと上司がパワハラ野郎で、作業の手を止めさせてはくどくどと怒鳴りながら説教をする。いちど「おまえのことを馬鹿にしている」と客先の現場で他のメンバーもいるなかで言われて、だめだこりゃと呆れてしまった。まあひどい環境だった。ようやくそこからおさらばできる。

 あたらしく転職する会社はなんとIT系だ。ほぼ未経験といっていいくらいの40代半ばの人間を雇ってくれるのだから懐が深いというかなんというか……。正社員ではなく契約社員だが。清掃の会社で正社員で働き続けることのメリットってなんだろうと考えたときに何もなかった。正社員待遇でなくても転職してべつの経験を積んでいった方が、はるかにマシだと思った。転職したいと思ったきっかけは様々ある。入った瞬間からパワハラ上司を見ていつか辞めようとは思ったし、労働の過酷さにいつまでも続けられないとも思った。正社員としての安定はあるが、手取り15万円ほどで昇給もないし退職金の積みあげもない。経歴だってただ掃除のベテランになる道しかない。このまま今の会社に居つづけることのリスクと転職することのリスクを考えたときに、あまり差がないように思った。むしろ、転職してチャレンジしていった方が未来が開ける可能性はぐんと出てくる。そう考えたら退職を決意できた。

 月並みだがいまは希望を持って頑張ろうという気持ちだ。この年齢でIT系に転職とか馬鹿じゃねえのとか、どうせ勤まらないよとか、デジタル土方だろとか揶揄されるかもしれない。でも、どんなにバカにされようとわたしの人生はわたしのものでしかない。自分がいま感じて思ったことを信じて進むしかないのだ。



転職祝いまってます;-)
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