鍋を囲むのが苦手

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鍋のおいしい季節になりました。
水炊き、寄せ鍋、湯豆腐、すき焼き、もつ鍋……、いろいろな鍋料理があります。
一人暮らしをしていたころは、夕餉によく一人鍋をしていました。
仕事を終えてですので、凝ったものはできません。水炊きばかりです。
具材は、鶏もも肉と、白菜、豆腐、ネギ、えのき。
カセットコンロに1人サイズの鍋をセット。
水と、程よい大きさにカットした昆布を一枚。
あとは具材を全部入れて煮ます。
缶ビール1本をお供に鍋をつつき、残った汁にうどんをぶち込む。
そんな感じで楽しんでおりました。

っと、いきなり話題がそれちゃってますね。
タイトルは鍋を囲むのが苦手です。
囲むというのことで、複数人です。
鍋を複数人で食べることが苦手なんです。
理由はシンプルで、遠慮です。

自分がたくさん食べてしまった分、食べられなくなる人がいると嫌だなと思ってしまう。なんか公平じゃないなと。
昔はそんなこと考えもせず、わいわいと食べられたんですが、いつのまにかそう思うようになってました。
原因はわかりません。
ただ、この気持ちを掘り下げるとある感情があることに気づきました。
おそれです。
食べられなくなった人から、おまえがたくさん食べたせいで、と恨まれるのではないかというおそれ。
僕は悪者になりたくないと。

どうして、こんなに怯えるようになってしまったのか……。
もっと強い心を持てるようになりたいものです。

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