不安が消えない

こんなどうしようもなく暗い話ばかり書いてしまってなんとも情けない。
でも、こうして書いて吐きだしていかないと、心身がどうにかなってしまいそうなのだ。
不安が消えない。
ここのところ毎日不安に襲われる。
その不安は、仕事が終わって家に帰ってきたときに起きる。
不安の内容は、だいたい、仕事先で不備がなかったか? というものだ。
もしかしたらあれを忘れてなかったか? あそこのチェックをするのを忘れていた! など。自分の失敗のせいで、会社にクレームが入るかも、という恐れ。
そういう不安。
やっかいなのは、なにも失敗がなくても、毎回、漠然と不安が襲ってくることだ。
仕事から家に帰ってくると、なにもやらかしてないのに、いいようのない不安がこみあげてくる。
ひどいときは、喉が詰まるような感覚があり、気分が悪くなってくる。
この会社に入る前は、失敗しことについては、学び、次はおなじ過ちを犯さないようにと、気持ちを切り替えられていたはずだった。
しかし、いまの会社に入ってからは、不安ばかりが心にわだかまる。
自分なりの分析だが、上司の叱責がキツイこともすくなからず影響しているのではないかと思っている。
普段の、上司のパワハラまがいの言動による恐怖が、私の精神に深く根付いてしまっているのではないか……。
なにかあったら、あの恐怖がやってくる――。
そう無意識に刷り込まれてしまっているのではないだろうか……。
私が担当した仕事における失敗について、責任が自分にあるのは承知しているし、相手に迷惑をかけているのだから、必要な責めを受けるのは当然のことだと思うし、受け入れて改善していく意思はあるだが……。

なのに、どうにも、不安だけが強くわたしを締めつけてくる。

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