最近のウェブは低スペックに厳しい

わたしは初代iPadを愛用しています。

え? まだそんなものを使っているのかって?
A.貧乏なので買いかえが出来ません。

最近といいますかここ数年ブラウザがよく落ちるようになりました。

ええ、スペックの問題です。
なんせ初代iPadのメモリは256MBしかありません。

今日、増田のトップページを開いたら落ちました。
たぶん原因はソーシャルボタン。
一覧表示される日記のひとつひとつに新型のボタンが表示されるようになったみたいです。
そのひとつひとつが処理をするもんだから重い重い。

重いといえば、グーグルアドセンスのループする動画広告も酷いですね。
これはiPadではなく、パソコンでのことですが。
サイトを見ている間、延々と動画を再生しつづけます。
読んでいると次第にCPUファンが回りだします。
文字がメインのサイトを見ているだけなのにです。
動画広告の処理に熱を持つほどまでリソースを使ってしまうんでしょうね。

4つ5つと広告を貼ってあるサイトは最悪です。
そのすべてがループ動画広告になることがあるのです。
そうなると、低スペックのパコソンだと動かなくなります。
スクロールもできない。閉じることもできない。応答なし。
先日、デルのセレロンを載せたパソコンで死にました。
あまりにも酷いので、動画広告のドメインをhostsファイルに書き込んでブロックしました。

最近のウェブはjavascriptを多用するサイトが増えました。
おかけで、クライアントもそれなりのスペックが要求されます。
初代iPadでは見られないサイトも増えました。

ええ、これらは見る側のスペックの問題です。
でも、単にスペックの問題と片付けていいのかな? と疑問にも思います。

開発者の人たちはたぶん高スペックなPCを使って開発してらっしゃるんでしょうね。
だから気づかない。世の中には低スペックなパコソンでウェブを見ている人たちがいることを。
重い、落ちる、見られない。彼らはウェブに、いえ、ウェブを作っている人たちにうんざりしていることでしょう。

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